「子どもを「勉強好き」にする方法 ~その3~
2009 年 2 月 2 日
前回、子どもをほめるということについて書きました。子どもが家庭で積極的に勉強する姿勢を築くには、子どもを上手にその気にさせるような接し方を心掛けることも大切です。そして、子どものやる気を促すためには、わが子がどんなことに興味をもっているか、あるいはどんな子どもかをよく知っていることが大切であると言われています。そこで、わが子のことをどれだけ知っているか、これからチェックしてみましょう。
このリストは、アメリカのカウンセラー、サル・シビア氏の著作を参考に作成しました。まずは親が試し、同じことを子どもにやらせて結果を照合してみましょう。
印刷用チェックシート
(見えない場合はAcrobat Readerのバージョンを6.0以上にしてください。)
サル・シビア氏は、「この問題は、そう簡単ではない」と言っておられます。半分も合っていればよい方だそうです。親は意外と子どものことを知らないものなんですね。さて、あなたはどうだったでしょうか。
確かに、子どもの好みや傾向をよく知っていれば、子どもを上手に励ましたり、タイミングよくほめたりすることができるでしょう。また、それ以上に子どもを理解しているということが、コミュニケーションにも役立ちます。親はとかく「わが子のことは何でも知っている」と錯覚をしがちなもの。知っていたつもりのわが子を、もう一度よく理解するきっかけにしていただければ幸いです。