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2017年度の作品

No.3 『 笑顔で確信した事 』学院中・修道中/Oさん

十二月の年末、いつも十九時前に駅から走って帰ってきました。真冬の寒空の中、帰宅時はいつも笑顔です。
五年生の四月より塾に通い、体調不良や学校行事以外で塾を休んだ事はありませんでした。知らない場所から集まってくる同級生は、多くの時間と目標をともにし、息子にとって大切な仲間になっていました。
夏期講習のスケジュールについて、夏休み前に息子に伝えたところ、「俺はいったい、いつ遊んだらいいん?」と一言つぶやきました。私も口では「夏が勝負らしいよ。男子は夏休み明けに実力と差がつくって、それから、『夢で遊んでおけ』と校舎長が言っていたよ。」と励ますものの、「遊ぶ時間がない」という事が心のどこかにひっかかり、まだ親の覚悟が足りないと自覚したのです。
しかし、私の心配をよそに、息子は隙間時間をみつけては、地元の友達と短時間ですが遊んでスッキリしていました。
受験の日まで、淡々と塾の予習や課題プリントをこなすのが精一杯の日々でした。過去問の問題集を本屋で手にした事は何回かありますが、実際には時間がありません。マナビーテストや模試の復習、漢字テストの直しなど、塾の教材のみで学習を続けました。
受験会場まで普段どおりの息子でしたが、塾の先生方や仲間を見つけると、一気に笑顔になり、緊張がほぐれた様子を見て、(この塾に行かせてよかったな。)と確信し、親の緊張も軽くなったのです。
受験を振り返ってみると、成績の乱高下に一喜一憂したり、息子をほめてみたり、しかってみたりと、やってはいけない親の態度ばかりです。そんな時にGETや、塾の受験の手引きを読み、私の平常心を保ったものです。
今、GETを手にし、読まれている方へ。子供を信じ、自分を信じ、塾の指導を信じて毎日頑張ってください。受験は親としての私の成長もうながしてくれたすばらしい経験でした。次は長女の受験を数年後に楽しむ予定です。

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