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2021年度の作品

No.1 『 何も分からないところからの中学受験 』

       広大附属中・学院中・修道中 ・城北中・国際学院中 /Aさん

 変わった子だな……と、親でも思っている息子ですが、無事に中学受験を終えることができました。
 関東出身の夫は受験経験者ですが、私は全くの初心者。県外出身なので、広島の中学のことも何も知らないままの中学受験チャレンジでした。

 息子の中学受験を考え始めたのが5年生の夏頃。通塾を考え始めたのは秋の始まり。中学受験なら家庭学習研究社、との周りの方のアドバイスを素直に聞いて、すぐに会員選抜試験を申し込みました。

 慣れるまでは補習も出なくていいよと最初の説明で言われたから……と、5年生の間はかたくなに補習にも参加せず、誰よりも遅く行って、誰よりも早く帰っていました。学校の宿題も酷いときは5時間かけてやるような子だったので、平日の通塾と、学校の宿題、塾の課題を全てやるのは大変だったと思います。  

 6年生になって、授業前後の補習にも参加するようになり、金曜に特訓も始まり、目が回るような毎日が過ぎていきました。気が付くと、あんなにダラダラやっていた学校の宿題が20分もかからず終わるようになっていました。塾の課題もパパっと終了。できた時間にプラスαの勉強をすればいいんでしょうが、息子は「やることないー。ひまー。ゲームしていい?」……という生活を本番ギリギリまで過ごしました。

 本番前の冬の過ごし方は酷いもので、叡智学園中学校の二次検査に参加するため、冬期講座は欠席からのスタート。結果が出るまでの期間が長いため、合格してるかも……という気落ちを抑えることができず、ふわふわダラダラの年越し休み。叡智は夫の熱望校だったため、合格したら他の学校は受験しなくていいかなー? もう僕の受験は終わりかなー? と思っていたんだと思います。ところが結果は不合格。翌日には入試本番も控えていたため、本来結果は入試後に伝えることにしていましたが、ふわふわした気持ちのまま入試当日を迎えるのはマズイかも。気を引き締めてもらいたいと、入試前日でしたが結果を伝えました。本人は平気なフリをしていましたが、落ち込んでいました。

 中学受験を考え始めたのが遅く、息子の立ち位置が分からない。更に新型コロナやインフルエンザ等で何があるか分からないということで、出願は多めにしていました。広島国際学院中学校の4教科型、適性型。城北中学校と続けて入試と発表を繰り返すうちに、叡智不合格落ち込みはすぐになくなり、やっとやっと受験勉強に向き合えるようになっていました。(1月2週目にスイッチ入る。遅すぎ……)ありがたいことに、特待生合格もいただけたりと、すっかり自信満々にもなっていました。結果が出ると更に頑張れるタイプだったようです。

 修道・学院・附属の3連戦も集中力が途切れることなくやりきれました。そして、夫の叡智熱望の影で、密かに本人が希望していた学校にご縁をいただくことができました。最後、県立広島中も受検予定でしたが、自分で父さんを説得し、そちらは欠席。自身の希望校に自分の意志で進学することになりました。

 高橋先生には、面談で広島の中学校の特徴を教えていただいたり、息子の適正校を勧めていただいたり、志望理由書の添削、更には合格後の入学先の相談まで大変お世話になりました。結局、高橋先生の言う通りになっています(さすがプロ!)。こういう情報がほしいな……と思っていると、いつもナイスなタイミングでほしい情報が載っている呉校通信の大ファンでした。息子にいつも「今日、呉校通信もらった?」と聞いていました。

 コロナ対策でいろいろと大変なこともありましたが、小学校も1日も休むことなく、入試の日も全て遅刻してまで行き、息子の目標である6年間皆勤も成し遂げることができそうです。息子も私も、家庭学習研究社で楽しく中学受験生活を過ごすことができました。塾の先生に言われたこと以外は本当に何もしていません。呉校の先生方。オンラインでお世話になった先生方。ありがとうございました!

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