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2021年度の作品

No.8 『 娘の中学受験 』  広大附属中・清心中・女学院中/Tさん

 私たち家族は、娘が6年生の春に兵庫から広島に越してきました。
 受験勉強を始めたのは4年生の頃で、神戸女学院に通う姉が使っていた塾のテキストがあったこと、姉がしたから自分もという動機で中学受験へのやる気が薄かったこと、本人が読書の時間を減らしたくないこと、の三点から塾には通わず自宅学習をしていました。

 勉強時間は5時からの1時間一人でテキストを読んで解き、3女が寝る8時から1時間を私と復習というのを4年から6年まで毎日行いました。

 自宅学習の基本はとにかく時間厳守だと思います。朝起きる時間が決まっているように勉強も生活の一部として絶対に同じ時間に毎日すること。読書の時間が減ると勉強のやる気も下がるので、短い時間で、集中してやるのが娘には向いていました。 関西では年々算数が難化傾向だったのと、女子は算数で差がつきやすいと思い、勉強時間の半分以上を算数に費やしていたところ、6年生の初めには入試問題が解けるレベルに達していました。

 広島にきて、こちらの受験事情も分からないので、塾に行かせたいと考えていましたところ、家庭学習研究社の土曜テストコースは、娘の立ち位置も分かり、かつ、通塾不要なので最適でした。

 家庭学習研究社に入塾してからは、毎日5時から1時間、かてがくのテキストの宿題を1人でし、8時からは私と1時間、娘の嫌いな理科と社会のかてがくのテキストとテストを何度も繰り返ししました。

 テストに関しては一喜一憂せず、穴が見つかって良かったねの気持ちで、ケアレスミスか、理解していないのか、分析して苦手分野をなくしていきました。

 受験間近は学校でコロナが流行ったので1週間お休みし、今まで短い勉強時間ではできなかった理科の実験動画を見たり、社会の年表あてクイズをしたりして過ごしました。

 受験の前日もいつもの時間勉強し、読書して、受験に挑みました。最後まで本人が望むスタイルで、小学生らしい毎日を過ごしながら受験に挑むことが出来たのは、家庭学習研究社のおかげだと思います。

  また、うちは子供が3人いて、それぞれに長時間向かい合う時間もなかったのと、中学高校と徐々に親から離れていく中で、中学受験の勉強時間は一人ずつと関われる大切な親子の時間でした。長女の時もそうでしたが、自宅での復習の際は手伝い、勉強が脱線し雑談で時間が終わってしまったり、飲み物をテキストに盛大にこぼし笑ったり……そういったたくさんの想い出も出来ました。

 中学生になっても、〇〇(娘さんの名前)らしさを大切に、色々な出会いに感謝し、たくさんの経験と知識を身につけて欲しいと思います。

 土曜テストコースは、他塾との併用であったり、習い事等忙しい子であったり、うちのようにマイペースに勉強したい子であったり、様々な家庭に対応できるコースだと思います。1年間という短い間でしたが、面談もしていただき、下支えしてくださった先生方、事務の方々には感謝しかありません。

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