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2014年度の作品

No.7 『 おすすめしたい勉強法 』 
           広大附属中・清心中・女学院中/Aさん

 

 私は四年生のときから家庭学習研究社に通っているけれど、その間に何度か勉強法を変えてみたことがあります。少し失敗したものもあったけれど、うまくいったものはその効果がだいぶちがいました。あくまで私に効果があったものですが、その中から四つ、受験生の方々にも参考にしてほしいものをしょう介します。

2014_7 一つ目は、ノートを工夫するということです。ノートは意外と重要なもので、ただひたすらノートに書いているだけでは覚えにくいものです。しかも、後で見たときに分かりづらかったりします。私はそんなノートを改善するために、まちがえたものを重点的に書く「まちがいノート」の書き方を工夫しました。まずノートのページを右と左に分けて、左に問題を書き、右にその答えを書きます。すると後からの見直しもしやすく、自分がニガテなところもよくわかるようになります。
  2014_7_2二つ目は、問題は一度したからといって安心しないようにするということです。脳というのは、何度も目にするものは重要だと認識し、覚えやすくなるそうです。私のおすすめする覚え方は、夜何かを覚えたら朝確認して、忘れていたものは覚え直し、夜寝る前にもう一度確認する方法です。このように何度も見ると、脳がその情報を重要性が高いと認識してくれます。
 三つ目は、復習はただするだけでなく、まちがえたところはしっかり直すということです。これは一つ目と二つ目に通じるところがあります。私はまちがえたというのはケアレスミスをのぞけば、忘れたということになることが多いので、そのままにするということはつまり、忘れたままにするということになると思います。私は何度か十分な復習ができなかったことがあり、そのまちがえたところがテストに出てあせってしまったことがあります。入試のときはあせりは禁物なので、あせらないようにするためにも、復習はしっかりした方がいいと思います。
 
四つ目は、何事もポジティブに考えるようにするということです。私は以前、なにかあったらすぐネガティブに考えてズルズルと引きずっていたことがありました。(入試が終わって結果を待つだけとなったときほどではないですが…)
「あのとき…、もっとがんばっていれば。」
「あともうちょっと多く読んでいれば…。」
とずっと考えていました。しかし反省するのもいいのですが、反省しすぎてネガティブになると、逆に勉強に身が入らなくなります。だから私は、「あそこはよくなかったけど、前できなかったところはできた。」 とポジティブに考えるようにしました。本音はちがっても、とりあえずそうしておけば気分も楽になります。
 私はこのような方法をとりましたが、個人の差というのもあるので効果は保証できませんが、参考にしてうまく志望校に合格できたらと思います。
 私は受験生のみなさんとその御家族の方々の努力が実り、志望校に合格できるよう応援したいと思います。

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