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2019年度の作品

No.2 『 伝えたい三つのこと 』
               清心中・女学院中・安田女子中/Yさん

 今、GETを読んでいる受験生の皆さん、あなたはもう合格へ一歩近づいています。私は、配られた時と入試直前に、何をしていいか迷った時に読みました。
GETには秘策がたくさん書かれています。「バレエに没頭するために中高一貫校に入ればどこでもいい」という思いから始めた受験勉強でしたが、最高の結果でゴールすることができました。それは「自分を信じること」「先生・両親を信じること」ができたからだと思います。GETを読んでいいなと思って取り入れた方法を三つ紹介します。
 一つ目は、「計画を立てること」百均で買ったホワイトボードに、今日やるべきことに順位をつけてリストアップして、できたら消していくようにしました。欲張りすぎると全部出来なくて、計画を立てることすら嫌になるので、何にどのくらい時間がかかるのかという適量を知ることがポイントです。このことでよく母とけんかをしました。
 二つ目は「質問をすること」です。三篠校の仲間は競い合うように先生に質問をしていました。質問をすることは恥ずかしいことではありません。補習では長蛇の列で先生に質問するまでに時間がかかるので、一本早い電車に乗って授業前に質問するなど工夫して、とにかく分からないままにしないことを心がけました。
 三つ目は、「繰り返すこと」です。一番繰り返したのは理・社の完全チェックです。五周すればお守り代わりになると聞いたので、受験日前までひたすら繰り返し、「これだけやったら大丈夫」という自信と一緒に当日のお守りに持っていきました。完全チェックの問題が出ると安心します。
やったことが出題されたと言えば、直前に学校の言数(言語・数理運用科)の授業でちょっとした話題を討論したことが清心の社会に出た時は、学校の先生に心から感謝しました。いつどんなことが問題と関係しているか分かりません。塾だけでなく学校の授業も大切にして、いろんなところにアンテナを張る習慣をつけていれば、もっと良かったと思います。
 私は、バレエを優先するために、また七月の豪雨災害で電車通いが難しくなったこともあり、二年間で土曜コース、広島校、三篠校にお世話になりました。送迎してくれた、両親、友達のお父さんお母さん、ありがとうございました。おかげでたくさんの先生や仲間に出会うことができました。本当にありがとうございました。最後は三篠校で卒業できてうれしいです。
 以前、S先生がクラスのみんなに「受験の当日、在校生に会って、その時その学校に入りたいと気づいても、もう遅いんだよ。やるなら今からがんばりんさい。」と言われたことがありました。清心を受験した時、面接までの待ち時間に、学校案内をして下さった在校生のお姉さんがあまりに素敵すぎて、全て終わって母に会った瞬間、案の定、「私、やっぱ清心行きたいわ。」と言ってしまったほどでした。塾の先生に聞いていたことは本当に当たっていてびっくりしました。結局、しばらく迷いましたが、初志貫徹。第一志望の学校への入学を決めました。
受験勉強をしていく中で、だんだんと入学後やりたい事、将来の夢は変わっていきましたが、自分の選んだ学校で充実した生活を送りたいと思います。

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